2003.9.2(火)シンフォニー東京湾クルージング・ライブ
今まで周りの人が誰もやった事がないようなライブをしてみたい!と
思っていたら出来ました。場所はなんと船!
㈱シーライン東京 との"コラボレーション・クルーズ"ということで、
東京湾を運航しているクルーズ船、シンフォニーでの船上ライブ。
日の出ふ頭より出航し2時間半のディナークルーズで、
優雅に飲んだり食べたり夜景を見たりしながらライブをお楽しみ頂くという、
とっても贅沢な企画。一応ワンマンライブということで1時間ほどのステージで
たっぷり11曲。ライブハウスのように音響設備も充分でないため、
PAさんも機材もこのためにお願いして、
搬入から撤収までをすべて仕切らなければいけないという、
主催イベントとはまた違った大変さがあった。
演奏のほうはこれまで色々なライブを重ねてきて
メンバーとの息も合ってきたので信頼していたし、
PAのニシカワさんも経験豊富で抜群のセンスなので安心しきっていたが、
心配なのはむしろ、雨降って搬入大変になったらどうしよ~、とか、
機材は配線してみてちゃんとスピーカーから音が出るのか!?とか
リハの間クルージングしっぱなしなので陸に忘れ物したらどうしよ~とか、
最大の敵は船酔いで、キモチわるくなって歌えなくなったらどうしよ~とか、
そんなことばかりだった。
酔い止め薬も買ってしっかり飲んで、メンバーにも「ホントにホントに大丈夫!?」と
言って飲ませたり。
忘れ物じゃないけど、実際、車のライトをつけっぱなしにしてしまったアッキーさんが、
スタッフの人から連絡を受けたもののクルーズ中で陸から離れてしまっていたため
すぐには消しに行けない~といったハプニングもあった。
船はやっぱり揺れていて、演奏中もちょっとアクションつけてギターを弾こうものなら、
おっとっとっっ、とよろめきそうになったり、
ドラムのフクちゃんは何度もイスから落ちそうになった、と後で言っていて
かなり大変だったみたい。
ステージは今までのライブの中でも最高の出来だった!と思えるものが出来て
よかったけど、なかなかスリリングなライブだった。
途中、お誕生日のお客様にハッピーバースデイソングを贈るという演出もあったりして、
急遽対応できたのもマリコバンドメンバーの実力を感じられたなあ。
それにしてもビュッフェ形式のお客さんのお料理は、かなりゴージャスで美味しそうだった。
飲み放題の優雅なワインやビールも羨ましかった。
ぜひお客として見に来たかった、と心底感じた。
サンセットクルーズ中に屋上のデッキから見た海、夕陽に染まって美しかった。
船について飛んでくるカモメも、かわいかったなあ~。
船の中も探検できたし、まかないも出たりしてみんなと一緒にゴハンよそって食べて、
合宿みたいで楽しかった♪
ライブの音はバッチリだったし、なにもかもがスバラシイ体験だった。
この上ない充実感。またやりたい。
~編成~
vocal,acoustic guitar:石川真理子
drums:福井淳
bass:石崎明彦
piano,chorus:今瀬博
dobro guitar,banjor,mandolin:山本正彦
~set list~
1. 愛のために
2. April
3. ゆりかごの列車
4. 海に会いに行こう
5. 茜空
6. Let it be
7. そばにいたい
8. 深海
9. 道の果て
10.東京タワー
11.嵐が丘
~special thanks~
PA:西川洋人
Written by Mariko Ishikawa,Photo by Yocchan,Mariko
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