2000.6.2(金) 渋谷:eggman LIVE
今回のライブは楽しかった!今までやった中で一番良かったライブでした。
4人編成になってから2回目のライブなので、今までの曲をやるよりは新曲をやりたいと思い、
ゴールデン・ウィーク中に作詞&作曲をなんとか仕上げ、新たに3曲がレパートリーに加わりました。
1月12日のエッグマンのライブでは、初雪が降ってさんさんたる結果だったのに比べ、半年ぶりの今回は朝からとても暑く、
上り坂で汗だくになりながら会場入りしたのでした。
本番前のリハでは、ベースのやなちゃんが4曲目ぐらいから練習の時と違うフレーズを弾いていて、
「なんか新しい事をやってるなあー」と不安になりつつ歌っていたのですが、
実はなんと弦が切れてしまって本人は四苦八苦だったらしいです。
しかしベースの弦が切れるという瞬間に初めて遭遇しましたけど(笑)
本番は前回から1曲目にもってきている「嵐が丘」から今回も始めました。
暗闇の中、私のアコギの音が鳴り響き、
バンドが入って音圧がぐっと上がる瞬間に照明もシンクロしてぱっと明るくなるというところが、
照明さんとの息もぴたりと合っていてカッコよかった!
2曲目は新曲の「Soldier」。これも、私のアコギから始まるAメロ静かでサビの激しい曲。
3曲目の「BY MY SELF」は4人編成になって、よりロック色が強くなってきました。
4曲目の「まぼろしは時の面影」は、初めてかいてみたロック・ワルツの曲。
今まで書いてきた数々の別れの曲の中でも、一番悲しい究極の別れの歌です・・・。
そしていつものように「深海」「道の果て」と続き、ラストの「Let It Be」。
これは自分が中学の時に下校の音楽として使われていたビートルズの「Let It Be」への想いをかいた歌なのです・・・。
というMCをした後にイントロが始まって歌いだそうとしたら、
あれ?歌詞が出てこない・・・その瞬間、私は真っ白になってしまい、
「ゴメンなさーい」といって演奏を止めていたのでした!
人のを見てるときにステージにこれをやられて、自分は絶対やらないようにしよう誓っていたのに、
まさかやってしまうとは・・・。
でも新曲だしちゃんと歌いたかったので仕切りなおして正解でした。
間違った後って特に緊張するんですよ、これがまた。でも仕切りなおしたわりに、結構評判が良かった曲でした。
本来ならばここで終わるはずでしたが、思いかけずアンコールを頂いて(人生初!!!)
何をやるか考えたあげく、やっぱり「Journey」しかないでしょう!ということになり下北沢251バージョンで、
ボーカルとアコギ+ドラムの編成でやりました。
これも「Journeyやってくれて嬉しかったです」という声を何人かに頂いて、幸せな曲だなあと思います。
今回のお客さんは雰囲気がとてもあたたかかったですね。
総立ちで盛り上がってる!っていうのもひとつの形かもしれませんが、
座っていながらも真剣に耳を傾けてくれてるのがすごく伝わってたから、
私も安心して、楽しんで出来たのだと思います。
ギターのハニュウダくんが言っていた、
「中村敦のときの200人のお客さんよりも、今回のお客さんの拍手の方があたたかかった」という言葉が、
まさに今回のライブを言い当てていたと思います。
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