2016.6.21(火) 新宿ソウルキッチン 【ライブレポート】


花粉症シーズンが過ぎ、、、
ソロライブとしては4ヶ月ぶりの新宿ソウルキッチン!

この日はソウルキッチンにしてはめずらしく(笑)
4組とも女性ボーカルの一夜。
イベントタイトルは、「Acoustic Ladyland」。
ジミ・ヘンドリックスのアルバム「Electric Ladyland」 をもじって
賀句さんがつけたそうで、なんてカッコイイタイトル!

1曲目はイーグルスのカバーで「デスペラード」。
なにげにソウルキッチンでカバー曲を歌うのは初めてだったりする。
この曲は雨の日に歌いたくなる、そんな曲。
雨上がりにはきっと虹が広がっている、という希望を信じたくなる曲で。
この曲を歌ったら、賀句さんがお店のDVD映像に、
すぐリンダ・ロンシュタットを流してくれてたのはさすが!
この曲はリンダも歌っていて、私はどちらかというとリンダ・バージョンで覚えたので。
リンダのほかの曲も歌いたくなってきちゃったなあ。
ここからはオリジナルソングで、「愛のある街」。
今回はつとめてあったかい気持ちで優しく歌うように心がけてみた。

久々の「東京タワー」はアルペジオ・バージョンで。
ちょうどリクエストしようと思っていた!と
賀句さんがリハの時に言ってくださったのでとても嬉しく、
やはりお約束!でハープでご参加頂くことに。
「夕暮れ時」は、
青い部屋のオーナーだった戸川昌子さんへの追悼の気持ちを込めて。
青い部屋に出演していたことのある私は、
戸川さんの訃報を聞いた後、この曲を歌った時に、
歌詞がリンクし過ぎてこみ上げてくるものがあってまともに歌えなかった。
真っ赤な照明で染まる青い部屋の薔薇が夕焼けのように想い出されて。
だけど今回は力強く歌えたかな。
パワフルな歌声だった戸川さんに笑われないように。
「ゆりかごの列車」は死というものを感じながら作った曲。
二年前にも同じような気持ちでソウルキッチンでこの曲を歌った時があったな。
ラスト曲「地図」。
結局女は力強く生きていくしかないんだなあ、という着地点。

「Acoustic Ladyland」。
女性が唄う、いろんな歌がいっぱいな一夜♪

~編成~
vocal,acoustic guitar(Gibson Sheryl Crow Signature Model):石川真理子

~set list~
1. デスペラード(イーグルス)
2. 愛のある街
3. 東京タワー
4. 夕暮れ時
5. ゆりかごの列車
6. 地図

~出演~
クロサワナホ
とらのこゆう
み家
石川真理子

Special Thanks ♪ Photo by Kazuhisa Inoue、KUROSAWA