ドブロ・バンジョー・マンドリン・レコーディング 




アコギの次はいよいよ
ドブロ・バンジョー・マンドリン・レコーディング。
やまさんの出番です!
なにしろ一人三役なので大役ですが、
慣れてらっしゃるのでプレイに関しては全然心配はご無用。
12月、暮れも押しせまる中、頑張っていただきました~。

初日はドブロ3曲とマンドリン2曲を録音。計5曲分。
これもライブでやり慣れている曲ばかりなので
トントンとテンポ良く進んでいきます。

たまにハマリそうな時があっても、
本業がグラフィックデザイナーのやまさん、
さすがクライアントがいてのモノづくりに慣れているだけあって、
完成形にたどり着くまでの近道を知っているというか、
こちらの希望を叶えつつ、確実に仕上げてくれます。

そんなところも安心しておまかせ出来るところでなので
私もほぼダメ出しするところもナシ。
たまに勢い余ってほかの弦の音が鳴っちゃってるところなどを
やり直すぐらいでした。

ただ何度もテイクをお願いしたのが、
「日曜日の午後」の後奏のドブロ・ソロ。
ここだけはぜひ泣きのソロを~!と期待していたので、
ピンとくるまで何度も弾いてもらいました。

こういう時はイメージを言葉で伝えるのが大変。
「リズムは合ってるんだけど、もう少し流れにのった感じで。。。」とか、
こちらも四苦八苦。
嗚呼、気持ちを伝えるのって本当にムズカシイ~。

やまさんは2ndアルバムの中の「浅い夜」の
長い長い後奏を思い出したみたいで、
「あの時もつらかった~。。。」とトラウマになっているようでしたが(笑)
今回のソロはそんなに長くなかったので、
そんなにハマらずにOKテイクはすぐ降りてきてくれました。

そしてマンドリン。
ライブではたまーにしか出番のないマンドリンですが、
レコーディングではいい味が出るので必ず登場してもらってます。
実はマリコバンドをやる前まで
ほとんど使われていなかったというこのマンドリン。
出会ってしばらくしてから、
「えーマンドリンも弾けるんですかー!?じゃあぜひ!」
と知ってから、大活躍。
私との出会いでコイツはかなり救われたはずです。

そして日を改めてバンジョー3曲を録音。
しかもこの日って気がつけばクリスマス。
こういう時にスタジオにこもってこそ、ミュージシャンですよ。

いろいろ楽器が弾けるやまさんですが、バンジョーが本業なので、
こちらも問題ナシ。
ただバンジョーってアコギよりも数倍、音がデカく反響がすごいので、
よって吸音の壁に向かって孤独に弾いてもらってます~。

こうしてドブロ・バンジョー・マンドリン・レコーディングも終了!
さあ次は一番肝心なボーカル録音です~。