DIARY<2002年4月>




2002/04/02 赤い靴
赤いパンプスを買った。
つま先は丸くてバレエシューズみたい。
思わず『赤い靴~履いてた~女の子~』とマイナー調なあの童謡を口ずさんでしまう。
いかんいかん、さみしー気分になってしまうではないの。
気持ちはウキウキ、楽しいんだから。
それにしてもまだ肌寒いというのに、店頭においてあるのはかかとの無いサンダルやミュールばかり!
いくら流行先取りとはいっても少々気が早いのでは・・・。
ミュールって足が痛くなっちゃうから、実はあんまし履かないのよね。
でもおしゃれには少々の我慢も必要なんだよな~。

2002/04/06 上野・浅草・東京タワー
仕事で浅草に行ったので帰りにちょっと散策。
仲見世通りなんて、久しぶりだなー。
観光客もいっぱい。外国の人もいっぱい。
みんな江戸川にお花見も兼ねて来ているのだろう。
実は小学校の修学旅行で来たのが初めてだったのよね。
その時はなぜか仲見世通りでの買物禁止令が出て、
せっかく雷門まで来たのに中に入れなかったという思い出がある。
人力車もいつにも増して並んでる。一度あれに乗ってみたいのよねー。
今度母親が東京に来た時にでも、乗ってみようかな。

2002/04/12 『Beautiful Songs』ライブ! at 東京国際フォーラム ホールA
大貫妙子・奥田民生・鈴木慶一・宮沢和史・矢野顕子が出演するライブ、『Beautiful Songs』に行ってきた。
お目当てはもちろん民生なんだけど、矢野顕子や大貫妙子も初めて生で聞くのでとっても楽しみ。
1曲目は民生の『マシマロ』で始まり、全員がワンコーラスずつ歌っていくのだけど、民生はどこだ?と探したら、
なんとドラムやってるじゃないの!もうこれだけでも満足♪
結局ドラムはその1曲だけだったけどドラマー姿、見れて良かった~。
最近私もドラムづいてるので、ついついドラマーに目がいってしまうのよね。
ギターは小倉博和で、同じ『山弦』の佐橋さんは祥子さんのライブで見たことあったけど、
小倉さんも初めて見れたので良かった。
ギター上手いのはあたりまえなんだけど、やっぱ器用だよな~。スチールギターも披露してくれたのには感激!
糸井重里作詞の『船出』という歌詞に、5人がそれぞれ曲をつけるという企画もオモシロイ。
大貫妙子は蘇州夜曲のような中国風、民生はロック、鈴木慶一は70年代風(?)、
宮沢和史はガットギター弾き語りでボサノバ風、矢野顕子はジャズ、と
同じ歌詞にここまで違うアレンジで曲が出来るのかとただただ感心して、
とても勉強になった。
順番は箱に入れたボールを引くくじ引き方式で
、『歌は続くよどこまでも』のイベントを思い出してしまったなあ。
息の合ったアーティストが集まってやるライブって、
やってる本人たちが楽しそうだから見ているほうも楽しくなってしまうね。
ライブ自体も2時間半とちょっぴり長かったけど、私にはいい意味でもっと長く感じられた。
充実した時間、生の音楽を浴びれる喜び。
最近ストレスがたまっていることにふと気づいてしまった私は、今週このライブだけを楽しみに乗り切ってきた。
また明日から元気にやって行けそう!

2002/04/17 Love♪斉藤和義
最近ライブに行くといえば民生が続いていたが、やっぱり心の友は和義くん♪
期間限定サイト『KAZUYOSHI SAITO SPECIAL LISTENING SITE』を発見。
ビデオクリップ、フルバージョン見まくり!ブロードバンド万歳!
和義くんが動いてる~!歌ってる~!ギター弾いてるう~!ギャー!!!
民生のライブを聞くときはどちらかと引いて見るって感じ。
レスポールの弾き方とかバンドのアンサンブルとか、なんか盗めないかな~という下心で、
もしかしたらあんまり純粋にライブを楽しんでないかもしれない。
和義くんのライブには最近行ってないなあ。
動いてる和義くんを見ていたら、ライブに行きたい熱が上がってきてしまった。
CD『35STONES』のジャケのデザインの壁紙をダウンロードしたら、
顔がどアップすぎてパソコン立ち上げた瞬間、ちょっとびっくり。・・・リアル。

2002/04/20 『菊地常利ライブ!』at 日吉Nap
こじんまりとしてお客さんとの距離が近いハコだ。
こういうところでやるのは結構緊張するものだ。
常利さんは初めての出演だけど、さすが堂々と歌うし、トークも舌好調!
ドラムレスのアコースティックライブなので、やなちゃんはベースはもちろん、コーラス、パーカッションと大忙し。
特にパーカッションは、キックペダルを改造した足で叩ける装置で、
ベースを弾きながらもカウベルを叩くという荒技を披露してくれた。
途中で壊れてとれちゃったけど・・・。
ベースを改造したりするのが大好きなやなちゃんのこと、
きっとその装置を作るのもめちゃ楽しんでたんだろうなあ。
マサオの地元に近いので、マサオの家族が聞きに来ていて、甥っ子と姪っ子がちょろちょろ駆け回っていてかわいかった!
じいっとステージを見つめる甥っ子君は、一体何を感じていたんだろう。

2002/04/21 パソコン購入
今使っているのはノートパソコン。
この度2台目となるデスクトップのパソコンを買った。
新品で本体のみだけど5万円以下という値段だけにそのバカでかいこと、本体は横に長く、
一体どこに置けばよいのだろう・・・と途方にくれてしまう。
しかし大きいくらいは目をつぶらないと。
さてさて、これからお部屋の整理が大変そう・・・。

2002/04/23 モニター届く
遅れてモニターが届く。
エレベーターなしの5階の我が家にその荷物を運んでくれた、宅急便のお兄さんは、この日一番の大仕事だったに違いない。
あらかじめ電話で在宅を確認された。
それもそのはず、こんな荷物を5階まで上げて不在だったら、泣くに泣けないだろう。
ちょっと雨上がり決死隊の宮迫にも似た人の良さそうなお兄ちゃんで、
モニターの入ったダンボールの大きさは玄関の横幅ギリギリで、
気を効かせて部屋のほうまで入れてくれてサンキュー!
しかしこれまたバカでかい。
なんかエイリアンの頭のように後頭部が長い、といった感じ。
でも写りはさすがに17インチだけあって今使っているノートパソコンとは大違い。
モニターだけは中古だったけど、これも9000円くらいの割にはいいものにめぐり合えたんじゃないのかな?

2002/04/26 まるで引越し
パソコンが入っていたダンボール
をまとめたり、
パソコンを置くためのスペースを空けるため荷物を整理したりと、まるで引越しのようだ。
ううう、腰が痛い。
最初に本体が来てから全てが整理し終わるまでに、結局一週間くらいかかってしまったなあ。
だいたいモノが多すぎなんだよ、今の時代。
いつもいつも、引越しや部屋の整理をするたびにそう思う。
たまに『捨てる美学』系の本を読んじゃったりもするし。
そういうわけで私のモノ・ダイエットは果てしなく続く。
理想はホテルのようにすっきりとした何も無い部屋なんだけどなあ。

2002/04/27 『演劇弁当猫ニャー』公演 at 池袋:東京芸術劇場小ホール2
演劇を見に行くのは久しぶり。
そういえば最後に見に行ったのも、やはり友人の劇を見にこの東京芸術劇場に来た時だったような。
『コスモ☆プロジェクト~地球、そして宇宙~』というタイトルで、ニシベさんは何役もこなしていた。
しかし、約2時間もの劇のセリフを全部覚えているのってすごいなあー。
歌詞なんかもすぐ間違える物覚えの悪い私は、尊敬しちゃう。
内容はというと、内容があるような~ないような~、下ネタありの笑える劇だったけど、あとでHPを見てみてみたところ、
要するにくだらないことを本気で一生懸命やることを目的としているらしい。
そして『演劇弁当猫ニャー』という集団も、劇団というわけではなく、
「弁当屋を開店資金をつくるため、演劇の公演を行いながら弁当屋を目指す集団」というのがほんとらしい。
むむむ、なんともつかみどころの無い人たちだ。

2002/04/29 小山政雄レコーディング at 小山家
2日で10曲録音するという、無謀かつ大胆な企画。
その結果、レコーディングは小山家のマサオの部屋で行われることになった。
27日の夜から泊まりがけで2泊3日のレコーディング合宿。
プレイヤー・マサオ、エンジニア・マリコ、ディレクター・タカヒトの3人チームで果たしてどこまでやれるのか、
そして全曲録音できるのか・・・。
初日27日の夜は前夜祭とかなんとか理由をつけて、マサオの地元近所の友達も集まり単なる飲み会になってしまい、
寝たのは朝の4時頃。
朝8時には起床してやるぞーなんて言ってたのはどこへやら。
結局起きたのは11時頃で、レコーディングを始めたのは午後2時頃から。
途中休憩も兼ねて、小山家の家族みんなと焼肉を食べに行ってご馳走になったりしながらも、
28日のうちになんとギター全部とボーカル3曲とれてこの日の作業は終了。
これが効いて、29日の夕方にはボーカルとコーラス、ブルースハープと、
あとで入れたくなった12弦のギターソロの全部録り終わることが出来た。
やればできるもんだねー。
アコースティック・ギター2~3本に唄、コーラス、ブルースハープというシンプルなサウンドだけど、
10曲入りの大作が出来上がりそう。
アコギもマーチン、ギブソン、ガットギターなどを贅沢に持ち替えており、
それぞれちょっとずつ違ったサウンドに仕上がりそう。
これからMIXもやらねばー。
でも人の曲だと客観的になれるから自分のよりも作業はサクサク進みそう。
出来上がりが楽しみですな。