DIARY<2001年2月>




2001/02/03 北海道~静内で結婚式
冬の北海道は初めて。飛行機はなんとポケモン・ジェットの2階席だった。
新千歳空港が見えてくると、もうそこは冬景色。滑走路は白一色。
汽車に乗り換えて、静内(しずない)へと向かう。
苫小牧までの車窓は雪深く、どこでもスキー出来そうなくらい雪が積もっている。
苫小牧駅では、次の汽車がくるまで2時間くらいあったので、雪国仕様の靴を買うことにした。
スパイク付きで1500円!東京でいくら探しても見つからなかったのにこの値段はさすが!
これでやっと安心して歩ける。
ようやく来た日高本線にのってしばらく行くと、だんだんと雪が少なくなっていく。
太平洋岸の日高地方は比較的暖かくて、あまり積もらないのだ。
ずっと続く海沿いの線路。
白く凍りついたテトラポットの上にカモメが止まっている。寒さに毛を膨らませて、まるまる太っている。なんだかおいしそう。
東京の家を出てから10時間。やっと静内に到着。
海の町の風は強くて、北国の洗礼を受けた。
友人の結婚式に出るためにやってきたので、ホテルについてからは着替えに化粧に大忙し。
披露宴に出てみると、300人近い人が広間を埋め尽くしていてびっくり!
花嫁の衣装替えも着物、水色のドレス、ウェディング・ドレスと、どれもうっとりするぐらい綺麗。
自分の時はシンプルな結婚式でいい、なあんて思っていても、こうしてまざまざと見ると、
やっぱりいっぱい着たいよなあーなんて欲が出るもの。いい結婚式でした。
夜は花婿&花嫁と、地元の焼肉屋に行った。
初めて“サガリ”という肉を食べけどこれがおいしい!お尻の部分のお肉らしい。
しかも一皿300円~500円という考えられない値段!ココから北海道パワーを痛感することになる。
次から次に肉を焼いていき、〆にラーメンという無謀な食欲の花婿につられて、お腹いっぱい。
とってもシアワセな夜を過ごしたのでした。

2001/02/04 北海道~バイキング
朝、ペガサス号というバスで札幌に向かう。
牧場のそばを走ってゆくバスからは、寒いのにわずかに外に出ている馬や牛が見えて日高らしい。
サラブレットで有名な、浦河、静内、新冠。
春には仔馬も産まれるはずだから、身ごもっているお母さん馬もいるのかしら。
次第に町並みは街並みに変わってゆき、大通り公園のテレビ塔のそばで降りる。
テレビ塔は東京タワーみたいで、展望台まで登ると大通り公園が一望できた。
夜は『運河亭』というバイキングのお店へ。
またまた焼肉からはじめ、昨日覚えた“サガリ”も食べてお寿司もしっかり押さえる。
さすがに焼肉2連チャンはキツイ。
お腹いっぱいになってきたので、ここからは路線を変えて甘味に走る!
別腹とはよく言ったもので、ケーキ、プリン、おしるこ、アイスクリームと次々に入っていく。
バイキングでこんなに食べれたのは初めて、というぐらい、
肉から寿司からデザートまでたらふく食べる事が出来た。
面白かったのが、自分で麺をゆでることが出来るラーメンコーナー。
自分好みの硬さの麺で、好きな具をトッピング出来るというわけ。
やってみたかったけどさすがに満腹でギブアップでした。

2001/02/05 北海道~イシヤ・チョコレート・ファクトリー
北海道のお土産といえば“白い恋人”。
そこのチョコレート博物館を訪れてみた。そこはまさに、チョコレートのお城。
煉瓦造りの外観にステンドグラスの窓、アンティーク家具にマイセンなどの陶磁器が飾られた室内。
豪華な飾り付けのチョコレート・カップはどれもかわいっくって、チョコレートが贅沢品だったことを思い浮かばせる。
中には工場もあって、実際に“白い恋人”が作られていく工程も見学できた。
感動的だったのが、チョコレート・ラウンジで飲んだホットチョコレート!
外の雪景色を見ながら飲むと体が温まってきて、真冬に来て良かったなあーとつくづく思った。
そんな撮影ポイントでたくさん写真を撮ったので、デジカメが大活躍したのでした。
ちなみにお昼は三越デパートで食べたのだけど、メニューになんと“三越らーめん”という珍しいものがあって頼んでみたけど、
なんのことはない、しょうゆ味の中華麺だったのが笑えた。

2001/02/06 北海道~えびかに合戦
今日から雪祭りが始まった。
大通公園が有名だけど、真駒内というちょっと郊外のほうの会場でもやっているので、
まずそちらを見に行った。
広い広いその会場は当たり前だけど一面真っ白!スキー場にでも来たみたいだった。
屋台もたくさん出ていて、心惹かれるものがたくさんあったけど、やっぱり甘酒でしょう!と湯気をたたせながら、
雪を見ながら飲むとおいしさも格別!寒すぎるせいかビールを売ってなかったのが、納得だった。
お天気がとても良く、まさに“冴え渡る青空”という表現がぴったりの、
雪の白と空の水色のコントラストが美しい、舞台だった。
夜は、大通公園のライトアップされた雪像と氷像を見に行った。
小さい頃もらった、絵葉書で見たとおりの姿がそこにあった。やっと見ることが出来たね。
でも夜の気温はさらにぐっと低くなって、長時間いるのはとても無理。
早々にとびこんだお店は、その名も“えびかに合戦”。
えびの石焼や、丸々と太ったかにの身に舌鼓~。
やっぱり冬に来て良かった!食べ物が一番おいしいもんね。
その後行ったカラオケでは、エルビスの『好きにならずにいられない』を歌って、
1000点中909点を出すことが出来ました。
(『ココリコの黄金伝説』で満点をとりやすいとして取り上げられていた歌なのです)

2001/02/07 北海道~雪祭り
とうとう北海道での日々も今日で最後。
昨日はちょっとしか見れなかったので、昼間の雪祭りも見に行ってみた。
たくさんの人の中、滑らず足元を見ないで歩くこともだいぶ慣れた。
どちらかというとライトアップされてるほうが綺麗だったかなあ~。
帰りの便まで時間があったので、お茶しようと入ったのが“四つ葉乳業”の喫茶店。
これは期待できそう!とパフェを頼んでみたら、超ジャンボサイズ。
生クリームにアイスにスポンジケーキにストロベリーソースと何層にも分かれていて、
これぞパフェ!って感じのものなんて、ほんと何年ぶりかに食べた。
いつもこんなにおいしい物を食べられるなんて、北海道の人たちって幸せねえー。
最初から最
後までグルメっぱなしの旅も、名残惜しいけど今日で終わり。
羽田空港に着いても東京の空には何故か雪が降っていて、
まだ北海道にいるんじゃないかと思わずにいられない、旅の終わりでした。

2001/02/28 『石川真理子ライブ!』in 赤坂 love
『GUITAR SOULS vol.4』ってことで、アコースティックライブ。
ミツ(ALASKA.)/佐藤ひろこ/とちもとくみこ/石川真理子、と女の子ばかりの対バンで、
リハや楽屋が、何となくいつもよりキャピキャピしていたような気がするなあ。
男バンドとブッキングされることが多い私は、あんまり対バンとトークで盛り上がる!って事が少なかったけど、
この日はほとんど知ってるメンバーってのもあってにぎやかで楽しかったな。
この日はしっかりポスターも貼ってもらえることが出来たので、ラブに行くと階段を下りて右側の壁に、
マリコポスターが貼ってあるのだ!よっちゃん作で仕上がりもばっちり!